at6南極クルーズといってもルートはさまざま。
南極海をかすめるだけのクルーズもありますし、
天候を見ながら、南極の島々や大陸に立ち寄るクルーズもあります。

「クレリアII」ではエキスパートの船長や航海士が協力してくれて、
さらに奥の南緯66度33分の南極圏を目指しました。
天候が悪いと、スケジュール的にも諦める必要がありますが、
晴れ男晴れ女が集まったのか、連日の晴れ!

1月20日の朝7時には南極圏到達を祝して、デッキでシャンパン!
盛大にお祝いです!
(船に乗っている科学者の方たちもGPSの66.33を片手に記念写真!
それほどラッキーなことらしいです)

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本当は南極圏のどこかに上陸をさせてくださろうとしたらしいのですが
適当な上陸ポイントがなかったとのこと。。。
そんなとき、このアザラシを見たのでしょうか。。。

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このペンギンたちに刺激されたのでしょうか。。

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私たちも流氷の上に上陸させてもらいました~。

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これ、けっこう危険で、50人を少しずつ乗せて記念撮影している間に
流氷が2つに割けること2回。。。
割れたら、新しい流氷をエクスペディションチームが探してくれました。。

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三浦雄一郎体長と坂井シェフと流氷の上で貴重な記念写真!
シェフはコックコートですよ。。(そんなに寒くないのです)

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↑大人の遊び、贅沢すぎます。

まわりには青く美しい流氷が……

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船に戻る途中、紳士の方々が流氷をピックアップ。。。

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もちろん、2万年前の氷でこれを楽しむためでありました。
20キロの氷を引っ張り上げるのは本当に大変なんですが、なんのその!

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翌日はポート・ロックロイ島という観測地へ。
第二次世界大戦中は英国が密かに基地を作って場所だそうで、
現在は観測基地になっています。さらに昔の越冬の生活の様子を
紹介する博物館と南極唯一のお土産屋さんがあります。
(研究員が基金のために、店番を交代でやっているのです)

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ポストもあって、英国経由ですが、郵便も出せます。
ポストの写真コレクターの私にはたまらない場所です。ふふ。

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もちろんペンギンもいますよ~

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残念ながら、どうやら天気が崩れてきているとのこと。
日程を1日半早めて、この日の夕方にはドレーク海峡に向かうことに。。。
残念ですが、安全のためには天候と相談するしかないようです。

(他の客船も慌てて、一緒に大陸に向かうほど、危機一髪でした。
12月には「クレリアII」は大波で操舵室のガラスが割れたことがあり、
正しい判断をしないと、本当に危険と背中合わせなのです)

揺れる前に坂井シェフの、2回目のディナーがありました。
やさしいフレンチがお腹にしみます!

また、このクルーズですばらしかったのは、
三浦隊長の講演が聞けたり、ラウンジで普通にお話できることでした。

さらに、三浦隊長の北海大学時代の親友で、今はアメリカにお住いの
本庄先生という海洋学の権威(ノーベル賞級の研究をされてる先生)も
同乗してくださって、講演やいろんな質問に答えてくださったことでした。
三浦隊長の奥様、本庄先生の奥様も学生時代からの仲間とのことで、
まわりを和ませ、爆笑のお話をたくさん披露してくださいました~。

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↑ 知的好奇心と“年齢で諦めない”ことを教えてくださったお二方!
78歳でも現役で世界の舞台に立ってらっしゃる親友同士です。

さらに今回、南極上陸の注意や動物についての講義などは
三浦隊長のお嬢さん、エミリさんが大活躍。すばらしい通訳とリーダーシップと
心遣いでみんなに頼られてました! とても美人さんでもあります~!

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さて、船はドレーク海峡を北上していきますが、
夜から揺れ始めました。普通に寝ていると、ベッドから転げ落ちそうです。
みなさん、壁に足を上げてつっかえ棒にして耐えたそうです。

ちなみに、今回のお部屋はこんな感じ。

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ウォーキングクローゼットもあって、広いです!
でも、ドレーク海峡を通った朝、目が覚めたら
机の上のものは全部、床に落ちてました。。。

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波の高さは4メートル。でも船が小さいので、すごいです。。。
椅子をつかんで、椅子とともに転倒された方や
チェーンで留めている椅子に座っていたら、チェーンが切れた方も!
厨房も全部紐で結んでいますが、皿が割れる割れる割れる。
コックさんたちにやけどの痕が多いのもわかります。

私は探していた、酔い止めパッチをフィリピン人シェフが
こっそりくれたので、帰りはなんとか酔わずに過ごしました。

しかし、揺れ続ける2日間。耐えるしかありません。

(まったく平気でお食事もぺろっと召し上げる方と、
客室から出て来れなくて寝たきりの方もいました~)

南極が人を寄せ付けない理由はこれで、
でもだからこそ、南極の自然は守られてきたのですね。

この景色を見られたことを思い出せば、揺れだって我慢できます!

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アラスカもすばらしい自然ですが、規模は南極が100倍くらいでしょうか。

1日早く、ウシュワイアに着いたので、観光をして、
翌日、飛行機でアルゼンチンへ

夜は、タンゴが見られるレストランで、アルゼンチンのステーキを
いただきながら、ショーを鑑賞。
今では観光客用なのかもしれませんが、こんなダンスが
街角で生まれる街は素敵ですね。

帰りも再び、ブエノスアイレス~ローマ(14時間)、
ローマ~成田(12時間)の空路。
時差はちょうど12時間だったので、
時差ボケと南極ボケ(現実社会にもどれません~)が
けっこうありました。。

しかし、思いがけない、すごい体験でした。
関係者のみなさまに感謝!です。

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