» 2011 » 10月のブログ記事

秋も深まる今日このごろ。
夏休みの宿題はあれこれ終わらないまま、もう10月です(涙)。
忘れないように、2011年夏を駆け足で。

かつてなく、盛りだくさんだった夏休みは、7月初旬からはじまったから。
これ、イイです。「7、8月は頑張って9月に休みを取ろう」というより、
7月に取れば、さりげなく、8月、9月にも夏休み取れるかもです。

しかし、ブログが止まってしまったのは、facebookにちょろちょろ写真をUPしていたのと、
最初のバケーションがクルーズだったからなのでした。
クルーズになると、どうしても仕事モード。ブログ用に写真をピックアップするのも
ダルくなったりします。

とはいえ、今回は仕事3割で、7割がバケーション。
船はラグジュアリー客船の新造船「シルバー・スピリット」。
乗ってみたかったお船です。
今までの4船よりもかなり大きくなって、若いエグゼクティブなカップルに似合いそうです。

ローマ発着だったので、ローマで1泊。時差調整のために1日早く行って、
スペイン広場近くのお宿にステイ。翌日の乗船は何時でもよいので、
翌朝はお買い物したり、行ったことのなかった(!)バチカンへ。
暑くて、人いっぱいです。とんでもない行列に並ぶ元気もありません。
「ここが『ダヴィンチコード』のね~」と流します。。。

ローマから外港のチビタベッキアへは初めて電車で。
テルミニ駅からチビタベッキア行きの電車は追加で作ったような端っこのホームから出ます。
15分後くらいの電車の券を買ったら、死にます。ホームがなくて走ります。
30分後のを買いましょう。教訓。
そしてチビタベッキアの駅は小さく、電車の到着時刻もいい加減なので、
iphoneのgoogle mapが役立ちました。

今回はあちこちめぐるクルーズでなく、ソレントに沖留めが2日間、
フィレンツェの外港リボルノ、そしてコルシカ島に行ってローマへという南イタリアのゆったりコース。
と思いきや、ソレントからはアマルフィ海岸、ポンペイ、カプリへ観光に行くことができます。
ソレントでのんびりそぞろ歩くだけでもいいのですが、貧乏性なのでそうは行きません。
仕事的には3カ所とも押さえておきたいところですが、
今回はポンペイとアマルフィーにしました。
ポンペイ遺跡は、埋まっていたことをのぞけば、ローマ市街やアテネの遺跡と
あまり変わらず、といいいますか、すごい気温でもう思考能力が奪われていきます。

体にミネラルウォーターをかけながら歩きます。
日陰はほとんどありません。あると出れません。写真上 ↑

アマルフィー海岸は途中の、ポジタージュという断崖の街が景色よいです。

長崎も坂ばっかりだけれど、ここもロバを使うのかな~。
アマルフィーも同じように断崖にできた街(その手前に海岸)なのですが、
完全に観光地。ただ、街を守るための城壁や迷路のような街は
やっぱり楽しいです。 「世界ふれあい街歩き」状態になりながら歩きます。

NHKといえば、エルムンドの火曜日レギュラーの編集者(コラムニスト)の
中村孝則さんも同じ船に取材で乗ってらして、NHKの若手クルーと撮影頑張ってました。
あとで放送をみたら、小物や服など持ってきてらっしゃったものが半端なく多く
びっくりしました。船上でお茶まで立てて、まわりを盛り上げてます。

「ディナーのシーンを撮りたいので、参加して」とのお誘いをいただいたものの、
とっても手を抜いてきていた私はフォーマルなドレスもちゃんと持ってきてなくて
慌ててコルシカ島で買いました。。。しょぼん。

今回、意外性があって楽しかったのがこのコルシカ島です。

シシリアのすぐ近くにあるのに、フランス領で、今回、船は南のボニファシオという港へ。
ごてごての南イタリアからいきなりフランス。不思議です。
海は青く、地形もフクザツで眺めるのも、探検するのも興味深いです。
プライベートヨットで海遊びに来る人が多い感じ。
ただ、町自体は観光で持っているので、冬はがらんとしてるのだろうなあ。

船内ではバトラーもいて、ルームサービスで何でも食べられ、
(シャンパンやアルコールも飲み放題なのに、下戸で残念すぎます)
スパもいい感じです。

メインダイニング以外のレストランが5つあるので、全部行けないのが残念でした。。。

そんな素敵な船内生活を送っていたのに、
去年、滞在していたボローニャのアグリツーリズム(半農半ホテル)のフェデリコから
「ノブコ、今どこかい? うちにプールができたよ」とのメール。
(まさか私がイタリアにいるとは知らないフェデリコさん)

いきなり1泊分の準備をして、「ちょっとお泊まりしてきますので、リボルノで
下りて、ローマに戻ってきます」と下船。
フィレンツェに1時間ばかり寄って、さらに2時間かけて
フェデリコのお宿に向かいました。
ほ、本当だ。去年は畑だった裏庭にプールができてる!

実は去年、「プールを作ろうと思うんだけど」とフェデリコに言われたものの、
「えー、プールなんてなくていいよ。ここは十分居心地がよくて楽しいよ」とお返事していたのですが、
プールいいです。夕方からずっとプールに入りっぱなし。頑張って掘ったそうです。
手伝えなくてごめんね。

伺った水曜日はフェデリコのお宿は夕食がない日(フェデリコの休みの日)なので、
困っていたら、わざわざイタリア人の友達を呼んで、持ち寄りのプールサイドパーティを
企画してくれました。
英語が分かるのはフェデリコだけなので、ちょっと不便ですが、
みんなでギターを持って歌っていたり、分かりやすくしゃべってくれるので
本当に心地よいボローニャの夜。ありがとう、フェデリコ。

去年、編集部をやめてヘロヘロになってたどり着いたのがフェデリコのお宿でした。
畑をいじり、丘を登り、フェデリコのお料理やお肉をたくさん食べ、復活していった私。
今年は元気な顔で訪ねられてよかった(それも当日に連絡して)。
今では、私の大切なイタリアのおうちです。

ボローニャはパルマと同じエミリア・ローマ州にあるので、帰りがけに旧市街の市場に寄って
パルメジャーノチーズの巨大な固まりを3つも買い占めてきました。

日本で買ったら、200グラムで1000円くらいなのに、この固まりで2000円くらいです。ふふ。

ということで、ローマに戻って、スーツケースを置いたままのお船へ戻り、最後の夜を過ごしました。

もっと大きい船だったら、勝手なオーバーナイト(船を一旦下りて他に泊まること)は
面倒だったかもしれませんが、さすがのシルバーシー。
大人の船で、すぐに手配してくれたことに感謝です。
本来はこの自由さが船旅なのかもしれません。

海も船も陸も食も、満喫して、帰国。
でもまだ7月17日! 夏休みはまだまだたっぷりあるのでありました。